【破折】大草一党のデタラメ勧誘の実態?
「世相閻魔帳㊱「顕正新聞」令和4年5月5日号」を粉砕する
「80万人体勢」に対する嫉善のなせる業
『顕正新聞』の邪推・妄想記事を粉砕する
日蓮正宗の「法華講員八十万人体勢達成」をどうしても否定したい顕正会では、『顕正新聞』五月五日号を使って、邪推と妄想による誹謗記事を打ち出してきた。
記事の主旨は、八十万人には妙観講によるネパール(及びインドの一部)での約十万人の弘通が含まれているが、それは「折伏」などと呼べないデタラメなものであった、として、これを全面否定するものになっている。
何とか宗門の発展を誹謗せんとする、卑しい嫉善(しつぜん)のなせる業(わざ)であり、実態を知る者が見たら噴飯物であるが、記事を読んで誑(たぶら)かされる顕正会員のために、きっちり破折しておくことにしよう。
ネパールの布教の実際も知らず罵る顕正会
授戒は「御本尊のみを信仰する」と誓った者に
まず、彼らが邪推・妄想を巡らす元となっているのは、SNS上に現地の妙観講員が「御授戒は祝福を意味します」と書いた、ということと、インド人の元講員(退転者)がもっともらしく作ったサイトの内容であり、これらを手がかりに好き勝手に邪推・妄想を拡げて、誹謗記事を作っているのである。
まず、「御授戒」を「祝福」と謀(たばか)った、とかいう件だが、これは、「御授戒」の語について適切な訳語が見つからなかったため、現地メンバーが「アッシルバード=祝福」の語を使ったまでのこと。この語を使ったからといって、折伏の内容が変わるわけではない。
それを「(御授戒を受けた者は)何だか分からないけど、祝福してもらって良かった、程度の認識しかないのではないか」などと妄想し、「参加者の大半はそれが改宗を意味する儀式だとは露(つゆ)ほども知らない」「その大半は従前通り邪教等を信仰し、宗門に入信した認識が全くない者たちだろう」と書き殴っているのである。
いやはや、「授戒」の語を「アッシルバード(祝福)」と訳した一事から、ここまで妄想を膨(ふく)らませて話を作り上げてしまう想像力には恐れ入った。
現地での御授戒の模様は、これまで他寺院の法華講員達や、海外部の御僧侶方も確認しているが、一度も現場を見たことのない『顕正新聞』偏執子のために教えておくことにしよう。
「仏法の話を聞きに行こう」と誘われた現地の人々は、まず、会場において、約四十五分のプログラムに参加することになる。
この中では、釈尊の仏法中で最高の教えは法華経であること、しかし、末法に入れば白法隠没して法華経も利益を失い、濁乱の世となること、この時のために、釈尊の予証通りに出現し、法華経の文底に秘められた大仏法「南無妙法蓮華経」を説かれたのが末法の仏・日蓮大聖人であること、その大聖人の仏法を今日に正しく伝えるのが日蓮正宗であること等を、映像も交えて説明がなされる。
そして、この仏法を信仰して得られた大功徳の体験を紹介し、さらに、この大聖人の仏法と他の宗教を混ぜて信仰することはできない、ということを説明した上で、「この説明を理解した上で、日蓮正宗の御本尊だけを信心していく、と約束できる人だけ御授戒を受けてください」と念を押して、御授戒に移るのである(当然、話を聞いたが入信はしない、という人達も出る。そういう人達が合掌しないでいる姿を、写真で見て「これが全てを物語っている」という顕正新聞偏執子はバカとしか言いようがない)。
このようなプログラムを、妥協することなく、十万人に行なってきたのが、ネパール(及びインドの一部)における弘通の実態であり、顕正会が行なっているようなデタラメな勧誘とは全く違う。
現実を見たこともないくせに、勝手な妄想で書いた誹謗記事─、これを見てきたような嘘というのだ。
退転者の言辞から邪推膨らませた顕正会
公開法論逃避で霊友会から信者が雪崩現象
さらに『顕正新聞』は、「騙(だま)し討ちのような御授戒セレモニーに気付いて腹を立てたのか、現地の主要メンバーだった者が、ネット上に『注意してください。私たちの国の人々を不法に改宗させています。見かけたら警察に通報してください』と掲載している」などと書いているが、この書き込みをした者は「現地の主要メンバー」などではなく、三年も前に退転した人物であり、この怨嫉の念慮に燃える元講員(退転者)を異流義団体・顕正会が利用するという、絵に描いたような謗法者結託の構図となっているのである。
そして、この元講員が開設しているサイトを手がかりに、『顕正新聞』はさらに邪推と妄想を膨らましていく。
すなわち、この元講員は以前、霊友会に入っており、その当時、自分個人としてWAORSという組織を作っていた(WAORSとは、We Are One Reiyukai Sukaryaの略だという)。
彼は、霊友会を脱会後、霊友会からそのような組織名を使うな、との抗議を受けたらしいが、この名称に執着して使い続けた(つまり、このWAORSというのは、霊友会が作っているNGO組織などではなく、元講員が個人的に持っていた組織なのである)。
だが、いかに個人が過去に作った組織とはいえ、そのような名称を許容できるはずがなく、WAORSの名称による御授戒など一度も行なった事実はない。
それを『顕正新聞』では、元講員がWAORSのサイトに、他で行なわれた御授戒や食事会の写真を載せたのを発見して、例のごとく邪推で即断し「邪教の名前を利用して授戒儀式を行なった」「理境坊の僧俗が霊友会系のNGOから歓迎を受けていたことも確認済みだ」などと書き立てているのである。
何が「確認済み」なのか。何の裏付け取材もせず、邪推・妄想を頼りに記事を書く―、こんなことだから過去二回も、名誉毀損で妙観講に賠償金を支払う羽目になったのだ。少しは反省したらどうか。
なお、WAORSのサイトに掲載された写真に、「この団体は霊友会とは関係ありません。私たちは日蓮正宗の教義に則っています」という断わり書きが写っているのは、当時、妙観講が元講員(当時はまだ退転していなかった)に、WAORSなどという名称は誤解を招くから使ってはならない、と再三にわたって注意した(またWAORSの名称の入ったポスターなどは外すように指示した)結果、このような断わり書きを入れて、許してもらおうと考えたが故、と思われる。誰も、それを許容などしていないが。
かくて『顕正新聞』は「推測するに、大草一党と理境坊の禿人(とくにん)らは、霊友会系のNGOに寄生し、その構成員らに警戒心を懐かせないよう、教義的に破折もしないまま同団体を乗っ取り、現地での活動の〝足掛かり〟〝隠れ蓑〟として都合よく利用した可能性が高い。〝寄生虫〟の真骨頂というべき生態だ」などと結論付けている。まさに〝謀(たばか)り昭衛〟の弟子らしい謀りぶりで、実際を知る現地の妙観講員は大笑いしているそうだ。
なお、最後に付記しておけば、霊友会に対しては二〇一四年、妙観講が、インド・ネパールを管轄するユーラシア霊友会の会長に、二度にわたって公開法論を申し入れ、霊友会側が逃避したことから、ネパールに伸びていた霊友会の組織は雪崩(なだれ)現象を起こし、多数の会員が脱会して日蓮正宗に入信したのである。霊友会との関係を書きたいなら、このくらいのことは調べてから書け、と言っておく。
※「説明」の内容が「折伏」になっていることは、『顕正新聞』偏執子には理解できないだろうな・・