創価学会員の皆さんへ 26


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御登山の功徳を思い出しましょう!

学会員の皆さんが、かつては「魂のふるさと」と称して恋い慕っていた総本山富士大石寺。学会員が登山参詣をしなくなって、早くも二十年近い年月が経ちますが、それでもなお、桜の季節を迎える頃には、お山の思い出が蘇り、「昔はよく行ったなあ」と懐かしそうに語る学会員がたくさんいます。
創価学会では、会員の心を総本山から引き離すために、「桜を全部切った」とか「お山は荒れ放題」とか「登山すると、何十万円もの請求書が来る」等とデマ宣伝を繰り返し、あげく、「大石寺にペンペン草を生やして荒れ寺にしてやる」(平成十三年三月一日付『聖教新聞』)などと憎しみの標的とする、恐ろしい指導が出されました。
しかしながら御安心ください。総本山は今も、大御本尊おわします清涼なる地として、凛(りん)とした空気に包まれ、春の桜をはじめ、ツツジ、ハス、木犀、紅葉など四季折々の花木が咲き誇り、美しく、清浄なたたずまいを守り続けています。
さらに、平成十四年には、我が国最大の日本式仏教建築である荘厳な奉安堂が建立され、そして本年の『立正安国論』正義顕揚七百五十年を慶祝して、境内地や塔中坊なども整備されて、総本山は以前よりもいっそう立派に美しくなっています。
このような宗門の繁栄を妬む創価学会は、一般学会員が総本山を渇仰する心を起こさないように、「登山地獄」「目当ては御開扉料」などと讒言を繰り返しており、まことに哀れという他ありません。
そのような悪口誹謗をする人々は、日蓮大聖人が示された登山の大功徳を片鱗もわかっていないのでしょう。大聖人は、
「かゝる不思議なる法華経の行者の住処なれば、いかでか霊山浄土に劣るべき。法妙なるが故に人貴し、人貴きが故に所尊しと申すは是なり。(中略)此の砌に望まん輩は無始の罪障忽ちに消滅し、三業の悪転じて三徳を成ぜん」(御書一五六九頁)
と仰せられ、大聖人(戒壇の大御本尊)のおわします処がすなわち霊山浄土であり、そこに参詣することによって無始以来の謗法の罪障が消滅し、福徳を積むことが出来ると約束せられています。
だからこそ、池田大作サン自身もかつては
「我々が登山して、大御本尊を拝することは、そのまま日蓮大聖人様にお目通りすることであり、偉大なる功徳を享受できることは言うまでもないのである」(昭和三十八年十月一日)
「霊鷲山への参詣、月一回。先生の直弟子としてこれを歓び、これを実行できぬようでは、正信の人とはいいきれない」(『若き日の日記Ⅱ』一五九ページ)
とまで述べていたのです。
破門されたとたんに全く正反対の指導をして憚らない、こんな無節操男に振り回されて、大聖人の御教えに逆行していく学会員の皆さん、早くその誤りに気付いて、総本山根本の信心に立ち返りましょう。
【慧妙平成21年3月16日号より転載】