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2019年 5月1日号
(2面)
信心⑦
「夫(それ)信心と申すは別にはこれなく候。妻のをとこ(夫)をおしむが如く、をとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く、子の母にはなれざるが如くに、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏菩薩・諸天善神等に信を入れ奉りて、南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり。しかのみならず『正直捨方便(しょうじきしゃほうべん)、不受余経一偈(ふじゅよきょういちげ)』の経文を、女のかゞみ(鏡)をすてざるが如く、男の刀をさすが如く、すこしもす(捨)つる心なく案じ給ふべく候。」(『妙一尼御前御返事』御書一四六七頁)
(3面)
(4面)
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